「初めてのキャンプ!テントやタープの設営で失敗したくない!」
「テントやタープを立てた後に、別の場所にしておけばよかったと後悔したくない!」
と思う人は多いんじゃないでしょうか。
どうせなら家族や友人の前でスマートに設営したいですよね。
そこでキャンプ場でテントを立てるとき、どんな場所を選べばいいのか。
またどんな順番で設営していけばいいのかを解説していきます!
目次
キャンプ場での場所選び
区画サイトでは、テントやタープを張る場所が決まっているため、そこまで気にしなくてもいいですが、フリーサイトの場合は自由に場所を選べる反面、場所選びを間違うと設営した後に後悔することもありますので、場所選びの注意点をおさえておきましょう♪
①平坦な場所
最初のうちは、極力平坦な場所を選ぶのがいいと思います。
斜面に設営をすると、椅子に座っているときや、寝ているときに傾斜を感じるのに加えて、タープを張るときにバランスが取りづらいということもありますので、傾斜のある場所は避けておくのがベターです。
②地面の状態がいい場所
雨が降った後などは、場所によっては地面がぬかるんでいることもありますので、極力地面の状態がいい場所を選びましょう。
また木の根元付近なども、木の根っこが邪魔になったりするので、やめておいた方がいいでしょう。
③共有スペースから少し離れた場所
トイレや炊事場などの共有スペースに近い場所は便利な反面、人が集まりやすいため、騒がしく感じることもあるかもしれません。
静かに過ごしたい場合は、共有スペースに近すぎる場所ではなく、少し離れた場所を選ぶのがおすすめです。
設営手順
①レイアウトをイメージする
風向きや周りのサイトからの視線なども考慮して、テントやタープを張る位置をざっくりイメージします。
また動線を考えて、
・テントとタープを連結させるのか
・連結させる場合、タープのどの位置に連結させるのか
などもイメージしておきます。

②タープを張る
タープはキャンプでの生活拠点になります。家でいうリビングですね。
雨や、日差しが強いときなどの避難場所にもなりますので、まずはタープから設営を行い、拠点を確保しましょう。

③テントを立てる場所を整地する
タープが完成したら、テントを立てる位置の整地を行います。
ほとんどのキャンプ場は、すでに整地されているところが多いですが、場所によっては、石や木の枝が落ちていたりすることがあるので、取り除いておきましょう。
ここで石や木の枝を取り除いておかないと、いざテント内で寝るときに地面の凹凸が気になり、快適に寝ることができません。
またテントを立てた後に、テントの下の石を取り除くのは一苦労なので、あらかじめテントを立てる場所を整地しておきましょう。
④テントを立てる
次にテントを立てていきます。
テントを立てる際は、テントと地面の間にグランドシートを敷くことをお勧めします。
テントが汚れるのを防止するだけでなく、雨の日はテント内への浸水を防ぐのにも役立ちます。

ネットなどで調べるとキャンプ専用のグランドシートが出てきますが、予算が厳しい場合は、市販のブルーシートでも代用ができます。
グランドシートを敷いたら、あらかじめイメージした場所にテントを立て、ペグダウンをしていきます。
テントの立て方は事前に、取扱説明書や、ネットで組み立て動画などを見ておくと、当日スムーズに設営ができますので、一度は目を通しておくことをおすすめします。
⑤ファニチャー類を設置する
タープとテントの設営が完了したら、テーブルや椅子などを設置していきます。
テントやタープからの出入りをイメージして、動きやすいようにレイアウトしましょう。

⑥キッチンを設営する
最後にキッチンを設営していきます。
キッチンはスタイルによって異なりますが、キッチンテーブルにツーバーナーを設置して家庭のキッチンのようにしたり、焚き火台にトライポットを設置してダッチオーブン料理をしたり、スタイルに合った設営をしていきましょう。

撤収手順
ちなみに撤収手順は、設営手順の逆になります。
キッチン⇒ファニチャー⇒テント⇒タープの順に片付けていきます。
タープは雨や日差しを防ぐことができますので、最後まで残しておきましょう。
まとめ
キャンプ場での場所選びと、設営方法を紹介していきました。
慣れてくると短時間で設営ができるようになるので、自分に合った手順を見つけてみてください。