キャンプ用品、買った方がお得なのか、レンタルした方がお得なのか。
永遠の課題ですが、買う方にも、借りる方にもそれぞれメリットがあります。
そのため自分のキャンプライフにあった方で、キャンプにいくことが重要になってきます。
今回は、買うメリットとレンタルするメリット、何回キャンプに行けば買った方がお得になるのかを検証していきます♪
目次
キャンプ道具買う方が得?レンタルの方が得?

結論、ファミリーキャンプなら6回以上、ソロキャンプなら5回以上、キャンプに行くなら「買う」方が得になります。
あくまで試算ですので、揃える道具の数や値段によって何回キャンプに行けば元が取れるかは変わってきます。
たくさんキャンプに行くなら、キャンプ道具は買った方がお得になりますが、いきなりキャンプ道具を全て揃えるのはおすすめしません。
その理由を次で紹介していきます。
いきなりキャンプ道具を揃えるのをおすすめしない理由

「キャンプを始めたい!」と思ったとき、「あれも欲しい、これも準備しなきゃ」といきなりあれこれ購入するのはおすすめしません。
理由は多かれ少なかれ必ず後悔するからです!
よくある後悔ポイントがこちら↓
・買ったはいいけど、ほとんど使う機会がなかった。
・思ったよりもサイズが大きく、保管場所に困る。
・買ったはいいものの、キャンプにあまり行かなくなった。
・他のキャンパーさんの道具を見て、「あっちにしておけばよかった」と後悔。
キャンプ道具は安いものではありませんので、しっかりと検討して購入しないと必ず後悔することになります。
そこでおすすめしているのが、最終的に購入する場合でも、初めはレンタルを活用する方法です。
次で「買う」場合と「レンタル」する場合のそれぞれのメリットを紹介していきます。
キャンプ道具を「買う」メリット

キャンプ道具を買うメリットは以下のとおり。
「購入」するメリット
・長期的にみるとお得。
・破損や汚れを気にせず使える。
・レンタルする場合の「送料」が掛からない。
・お気に入りのキャンプギアを所有できる。
キャンプ道具を「購入」する最大のメリットは、キャンプに行けば行くほどお得になるということです。
また破損や汚れを気にせず使えるのもメリットですが、自分で清掃やメンテナンスをする必要がありますので、その点はデメリットですね。
たくさんキャンプに行かれる方は、最終的にキャンプ道具を購入されることをおすすめします。
キャンプ道具を「借りる」メリット

反対にレンタルするメリットは次のとおり。
「レンタル」するメリット
・手ぶらでキャンプに行ける。
・キャンプ道具の清掃、メンテナンスの必要なし。
・保管場所に困らない。
・色々な道具を試しに使ってみることができる。
・高くて購入できない高級テントなども、レンタルできる。
キャンプ道具を「レンタル」するメリットはたくさんあります。
まずはいろんな道具を試しに使ってみることができること。
購入前に何度かレンタル品でキャンプをしてみることで、実際の使用感やサイズであったり、他にどんな道具が必要かがわかってきます。
またよくあるのが、キャンプ場で他のキャンパーさんのキャンプギアを見て、「あっちのテントがよかったな」と後悔するケース。
初めにレンタルで何回かキャンプをする中で、他の人のいろんな道具をみることで購入する際の参考にもなります。
またレンタルのメリットとしては、「清掃・メンテナンス・保管場所」の必要がないということもあります。
年に1~2回しかキャンプに行かないという方は、レンタルの方が保管場所も気にしなくていいですし、常に新しいキャンプ道具を借りられるのでおすすめかと思います。
どちらが得か試算してみた!

キャンプ道具を買うケースとレンタルするケースでどちらがお得か試算してみました。
今回試算の参考にしたのがキャンプ道具レンタルサービスの「hinataレンタル」。
ファミリーキャンプの場合とソロキャンプの場合それぞれで試算してみました。
手ぶらキャンプを楽しむ【hinataレンタル】

ファミリーキャンプの場合
レンタルするのは、「4人用ビギナーセット(初夏)」と「ファミリー用お料理ツールセット」の2つのセット。
セット内容はこちら↓
【セットの内容】
①4人用ビギナーセット(初夏)

・テント:1張 アメニティドームL(スノーピーク)
・チェア:4脚 チェアワン(ヘリノックス)
・テーブル:1脚 アルミコンパクトロールテーブルL(タラスブルバ)
・寝袋:4個 パフォーマー(コールマン)
・インナーシュラフ:4枚 ライナージップSZスーパーライト(イスカ)
・快眠マット(寝袋下に敷く用):4個 フォームパッド180(モンベル)
・ランタン:1個 Explorer EX-V777D(ジェントス)
②ファミリー用お料理ツールセット

・フライパン+鍋:調理器具セットfan5DX
・2口ガスバーナー:ユニフレームツインバーナー
・キッチンツール7点セット:包丁、まな板、おたま、フライ返し、しゃもじ、調理バサミ、トング
・ボウル
・ざる
このセットをレンタルする場合の価格は、
4人用ビギナーセット(初夏):26,500円
ファミリー用お料理ツールセット:8,000円
送料:8,880円(国内で一番遠い場所(北海道や九州)に配送する場合)
補償サービス代金:1,000円
合計:44,380円
となります。
一方で、このセット内容のアイテムを全て購入しようとする場合は、
4人用ビギナーセット(初夏):180,760円
ファミリー用お料理ツールセット:45,600円
合計:226,360円
となります。(高いですね…。)
計算だと、5回キャンプに行けばぎりぎり元が取れる計算になります。6回以上キャンプに行くなら圧倒的に「買う」方がお得になります。

ソロキャンプの場合
レンタルするのは、「ソロキャンプセット(初夏)」と「ソロ用お料理ツールセット」の2つのセット。
セット内容はこちら↓
セットの内容
①ソロキャンプセット(初夏)

・テント:1張 ツーリングドームST(コールマン)
・テーブル:1脚 フィールドホッパー
・チェア:1脚 チェアワン(ヘリノックス)
・快眠マット(寝袋下に敷く用):1個 フォームパッド180(モンベル)
・寝袋:1個 パフォーマーC15(コールマン)
・インナーシュラフ:1枚 ライナージップSZスーパーライト(イスカ)
・ランタン:1個 Explorer EX-V777D
②ソロ用お料理ツールセット

・フライパン+鍋:ヤエン クッカー 1000
・ガスバーナー:SOTOレギュレーターストーブ
・キッチンツール7点セット:包丁、まな板、おたま、フライ返し、しゃもじ、調理バサミ、トング
・ボウル
・ざる
このセットをレンタルする場合の価格は、
ソロキャンプセット(初夏):9,200円
ソロ用お料理ツールセット:5,000円
送料:2,960円(国内で一番遠い場所(北海道や九州)に配送する場合)
補償サービス代金:1,000円
合計:18,160円
となります。
一方で、このセット内容のアイテムを全て購入しようとする場合は、
ソロキャンプセット(初夏):55,500円
ソロ用お料理ツールセット:18,890円
合計:74,390円
となります。
計算だと、4回キャンプに行けばぎりぎり元が取れる計算になります。5回以上キャンプに行くなら圧倒的に「買う」方がお得になります。

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まとめ
キャンプ道具を買った方がいいのか、借りた方がいいのかを紹介してきました。
最終的には何度もキャンプに行くようであれば、買った方が圧倒的にお得です。
ただし、最初の1回目・2回目に関しては、レンタルでキャンプをしてみることをおすすめします。
「キャンプにハマるか分からない」
「どんな道具が必要か分からない」
という状況でキャンプ道具を購入してしまうと、買った後に後悔する可能性が高いです。
ネットで色々と情報を調べるのも役立ちますが、実際にキャンプをしてみることで必要なもの、不要なものがわかることもあります。
高い買い物ですので、よく検討して、購入するようにしましょう♪