テントはキャンプ中の拠点になる重要なキャンプグッズです。
色々なメーカーから多種多様なテントが販売されていますが、どんな点に気を付けてテントを選べばいいのでしょうか。
「キャンプ初心者だけど、どんな点に気を付けてテントを選べばいいの?」
「ファミリーキャンプにおすすめのテントは?」
「2022年のおすすめ最新テントは?」
という声にお答えしていきます!
ファミキャン用テント購入の参考にされてください♪
目次
テントを選ぶときのポイント
デザイン

テントを選ぶポイントの1つ目はデザインです。
各メーカーから様々なテントが販売されており、オシャレなテントもたくさんあります♪
機能性や、設営のしやすさなども大事なポイントですが、見た目が気に入って買ったテントであれば、多少気になる点があったとしても、愛着が湧いてくると思うので、見た目のデザインで決めるのも1つのポイントです。
設営のしやすさ

設営のしやすさも重要なポイントです。
ファミリーキャンプだと、小さなお子様がいる状況でテントを立てるのは中々大変です。
小さなお子様がいる場合は、設営が大変なツールームテントなどは避けた方がいいかもしれません。
特に初心者のうちは、どうしても設営に時間がかかってしまいますので、極力パーツが少なく、設営が簡単なものを選ぶのがおすすめです。
広さ・収容人数

収容人数にも注意が必要です。
テントの基本情報として収容人数が記載されていますが、この収容人数は「大人がギリギリ寝ることができる人数」になります。
そのため、4人用テントに4人で寝ようとすると、かなり窮屈になってしまいます。
荷物などをテント内に入れると、さらにテント内は狭くなりますので、キャンプに行く人数プラス1~2名用のテントを選ぶのがおすすめです。
(例 家族3人の場合 収容人数4~5名用のテント)
耐水性

テントを選ぶ際、耐水性も気にしておきましょう。
雨が降った時、耐水性の低いテントを使っていると、テント内に水が染み出してくる可能性があります。
一般的に『耐水圧1,500mm』程度のものであれば、ある程度の雨は乗り切ることができると言われています。
『耐水圧2,000mm』あれば雨が降っても安心です。
※耐水圧は高ければ高い方がいいというものではなく、耐水圧が高すぎる場合はテント内の通気性が悪くなりますので気を付けましょう。
テントの種類
テントのデザインにもいくつか種類があります。
種類ごとの特徴を紹介していきます。
ドーム型テント

ドーム型テントは歴史も長く、一番オーソドックスなテントになります。
設営も2本のポールをテントにクロスさせるように通して立てるだけなので、非常に楽なのがポイントです。
基本的にパーツが少なく、設営が簡単なのでテントによっては大人ひとりでも組み立てが可能です。
ツールーム型テント

ツールーム型テントは、近年人気が出てきているテントです。
リビング部分がテントと一体になっているため、居住スペースを確保するのにタープが必要ないことに加え、リビング部分が完全に囲われているためプライバシーの面でもタープよりも優れています。
ただ欠点として、パーツが多いため、ドーム型テントに比べると設営が難しかったり、重量が重いという点が挙げられます。
またテントとリビング部分が一体型になっているため、テント自体が大きく、雨に濡れたテントを乾かすときや、撥水剤を塗るなどのメンテナンスの際には、少し大変です。
テントサイズが大きいので、キャンプサイトの広さによっては、張れないキャンプ場もあるので注意しましょう。
ワンポールテント

ワンポール型テントは何と言っても、見た目がオシャレなところがポイントです。
キャンプ場でもひと際、目を引きます!
設営も、テントの端をペグ打ちをして、中心のポールを立ち上げるだけなので、ドーム型テントに引けを取らないくらい簡単です。
ただワンポールテントは、テントの中心にポールが立っているため、ポールが邪魔でテント内を自由に使えなかったり、真ん中部分は高さがありますが、裾部分は高さが低くなっているため、見た目のわりにデッドスペースが多いのが欠点です。
しかし、真ん中のポールを活かしたワンポールテント用のテーブルなどもありますので、慣れれば快適に過ごせると思います。
シェルター型テント

シェルター型テントは、近年人気が出てきているテントで、インナーテントやコット(簡易ベッド)を使用することを前提とした、地面が剥き出しになっているのが特徴のテントです。
イメージとしては、テントというよりもタープに近く、いちいち靴を脱がずに出入りできるのがGoodポイントです。
タープの下に、コットなどを設置して寝るようなイメージですが、フルクローズにできるため、プライバシー面も安心で、テントとしても使用できます。
欠点としては、シュラフ(寝袋)のほかに、人数分のコットやインナーテントが必要になるため、出費が大きくなることが挙げられます。
2022年おすすめファミリーテント12選!
おすすめドーム型テント3選!
タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージ

使用人数:5~6名
サイズ:495cm × 300cm × (h)195cm
重量:11kg
耐水圧:フライシート/2,000mm、インナーテント/2,000mm
グランドシート、インナーシート付き
初心者にまずおすすめな、コールマンのロングセラーのタフワイドドームⅣ/300です。
2021年には「スタートパッケージ」という形でリニューアルされ、室内空間がさらに広くなり、カラーリングもベージュになっておしゃれになりました。
設営はとても簡単で、大人ひとりでも設営が可能なので、小さなお子様がいる家族にもおすすめです。
耐水圧も2,000mmと十分なスペックで、雨の日のキャンプでも安心なテントです。

アメニティドームL(snow peak)

使用人数:6名
サイズ:540cm × 310cm × (h)165cm
重量:9.8kg
耐水性:1,800mm
Snow Peakの超ベストセラーのアメニティドームです。
サイズはS,M,Lの3種類があり、人数に合わせて大きさを選ぶことができます。
設営は最初は難しいかもしれませんが、慣れてしまえば簡単に組み立てることができます。
前室もそこそこ広く、見た目もオシャレで、スノーピークのテントの中では値段もお手頃!間違いなくコスパの高い一品です。
ザ・テントL(DOD)

使用人数:5名
サイズ:510cm × 310cm × (h)205cm
重量:12.2kg
耐水性:2,000mm
シンプル設営が売りのDODの「ザ・テントL」です。
ラインナップとして、ひとまわり小さいサイズの「ザ・テントM」もあります。
クロスポール型のオーソドックスなドーム型テントで、設営が簡単なのが特徴です。
またテントの高さが205cmとかなり高いため、居室も圧迫感を感じず過ごすことができます。
前面の扉を跳ね上げれば、日陰を作ることもでき、家族団欒のスペースも確保することができます。
おすすめツールーム型テント3選!
エントリー2ルーム エルフィールド(snow peak)

使用人数:4名
サイズ:600cm × 380cm × (h)210cm
重量:15.5kg
耐水圧:1,800mm
ツールームテントでありながら、お手頃な価格。
一般的に組み立てが大変なツールーム型テントの中でも、設営が簡単なテントです。
インナールームを取り外せば、大型シェルターとしても使えるので、グループキャンプにも使用できます!
テントの裾部分にスカートも付いているので、寒い時期でも使用できるので、最初のテントでツールーム型テントが欲しい方にはおすすめです。
タフスクリーン2ルームハウス/LDX+(Coleman)

使用人数:4~5名
サイズ:610cm × 365cm × (h)210cm
重量:20kg
耐水圧:(寝室)3,000mm、(リビング)2,000mm
2020年に発売されて今もなお人気なタフスクリーン2ルームハウス/LDX+。
一回り小さいMDX+もありますが、4人家族の場合はLDX+の方が広々過ごせます。
寝室部分のインナーテントは吊り下げ式になっているので、雨の日でも濡れずに撤収できます。
また寝室部分はダークルームになっており、日光による温度上昇を抑えてくれるので、夏の寝苦しい夜でも朝まで涼しく過ごすことができるのが特徴です。
リビング部分も広く、居住性も抜群で、初心者から上級者までおすすめの2ルームテントです。
UA-44 モンテスクリーンツールームドームテント(キャプテンスタッグ)

使用人数:5~6名
サイズ:620cm × 280cm× (h)190cm
重量:16kg
耐水圧:1,000mm
キャプテンスタッグのツールームテントです。
大きさも家族4人で使う分には十分な広さがあります。
リビング部分は3方向をメッシュにすることができ、夏場でも涼しく過ごすことができます。
耐水圧は1,000mmと他のテントに比べると若干低めですが、普通の雨程度であれば水漏れする心配もありませんし、サイド面に雨水を流す形状になっているため、安心です。
なにより価格も安価なため、あまりお金を掛けずファミリーキャンプをしたい方にはおすすめです。
おすすめワンポールテント3選!
TCテント3.0(NEUTRAL OUTDOOR)

使用人数:3~5名
サイズ:ボトム直径300cm × (h)200cm
重量:10kg
耐水圧:350mm*
*TC素材なので耐水圧は低いですが、コットンは湿気や水を含むと膨張して空気を通さないという特徴があるので、防水性は高くなります。
見た目もクラシカルでとてもオシャレなワンポールテントです。
今回紹介しているTCテント3.0のほかにも、大きさがひとまわり大きいTCテント4.0もラインナップしています。
別売りでインナーテントもありますが、インナーテントは2~3名用になるので注意が必要です。
ワンポールテントならではの簡単設営と、高い耐風性を備えたテントです。
ワンポールテントL(DOD)

使用人数:8名
サイズ:ボトム直径460cm × (h)300cm
重量:12kg
耐水圧:(フライシート)2,000mm、(フロア)5,000mm
ワンポールテントといえばDOD。
ワンポールテントでは珍しいですが、前面のフラップを跳ね上げて、日除けスペースを作ることができます。
大きめのテントなのに価格もお手頃で、インナーテントまでついているのが嬉しいポイントです。
サイズはLのほかにも、M、Sサイズもあるので人数に合わせてテントを選ぶことができます。
見た目もオシャレで「ブラック」と「タン」の2種類があります(ベージュもありましたが、すでに販売終了しています。)
CSクラッシクス ワンポールテント オクタゴン460UV(キャプテンスタッグ)

使用人数:7~8名
サイズ:ボトム直径460cm × (h)300cm
重量:11.5kg
耐水圧:(フライシート)2,000mm、(フロア)3,000mm
名前の通り、クラシックな見た目のワンポールテントです。
キャプテンスタッグのキャンプグッズは値段がかなりお手頃でコスパがいいことで有名です。
広さも大人7~8人が寝れるため、申し分ありません。
テント上部には4方向にベンチレーションがついているため、テント内も涼しく過ごすことができます。
おすすめシェルター型テント3選!
ランドステーションL(snow peak)

使用人数:6名
サイズ:885cm ×510cm× (h)210cm
重量:8.2kg
耐水圧:ミニマム値3,000mm
シェルター型テントとして人気のテントです。
どちらかというとタープに近いですが、セッティングの自由度が高く、いろんなスタイルでのキャンプが楽しめます。
昼間はパネルを張り上げ開放的に、夜はフルクローズでテントとして。
スタイルを選ばず、マルチに活躍するテントです。
*入口を跳ね上げるには別途ウィングポールが必要です。
ヘキサライトLE 6P(ニーモ)

使用人数:4~6名
サイズ:561cm ×470cm× (h)226cm
重量:2.1㎏(本体)+1.5㎏(ポール)
六角形の形が特徴のシェルター型テントです。
側面を跳ね上げることによって、多彩なアレンジが可能です。
サイズは一家族であれば、余裕を持って入れるサイズでありながら、そこまで大きすぎず、ガイラインの張り出しもタープに比べて少ないので、限られたスペースでも設営することができます。
設営も簡単で初心者の人でも10分あれば設営ができ、慣れると5分程度で設営ができるのもおすすめポイントです♪
ギギ-2(ZANEARTS)

使用人数:4名
サイズ:750cm ×400cm× (h)220cm
重量:7.5kg
耐水圧:1,500mm
ゼインアーツから発売されているギギ-2。
デザインがおしゃれなのもさることながら、ワンポールテント最大のデメリットである空間の狭さを解消した構造となっており、とても機能的なテントです。
テント上部と下部の2か所にベンチレーションがついており、夏でも涼しく過ごすことができます。
設営も簡単で、重量も軽く、収納サイズもコンパクトで初心者から上級者までおすすめのシェルター型テントです♪
2022年これから発売予定の注目テント
①タフドームエアー/240+ ヘキサセット

コールマンの人気モデルタフドームが進化して発売されます。
日光を遮り、温度上昇を抑える「ダークルームテクノロジー」が採用されており、夏場のキャンプでも涼しく過ごすことができるようになっています。
またタープもセットになっていることに加え、テントとタープを連結できる「コネクティングシステム」が採用されていて、一人でも設営ができるようになっています。
タフドームエアー/240+ヘキサセット
発売予定:2022年7月
②タフスクリーン2ルームエアー/MDX+

こちらも今年コールマンから発売予定のツールームテントです。
「ダークルームテクノロジー」が採用されているのに加え、ワイドメッシュもついているため、夏のキャンプをより涼しく過ごすことができます。
寝室側だけでなくリビング側にもクロスフレームが採用されており、広い居室空間を演出するだけでなく、強風にも強い構造になっています。
タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
発売予定:2022年7月
③ゼッカ(snowpeak)

2022年スノーピークから発売予定の「Zekka(ゼッカ)」です。
ダイナミックな開口部が特徴のシェルター型テントとなっています。
テント内から見える眺望にこだわった構造となっていて、「自然を感じられるシェルター」がコンセプトになっています。
お値段はかなり高めですが、金額を気にされない方は要チェックです♪
まとめ
2022年おすすめのファミリーテントを紹介してきました!
テントを選ぶポイントとしては、
①デザイン
②設営のしやすさ
③耐水圧
の3つの項目を重視して決めるといいと思います。
あとは人数に応じて少し大きめのテントを選ぶようにしてください。
メーカーによっても特色がありますので、気に入ったテントをみつけてみてください♪