キャンプなどのアウトドアに行くときに問題になりがちなのが、車に荷物が乗り切らない問題。
あれもこれも持っていきたいと思い、いざ車に乗せてみると車がパンパンに…。
挙句の果てに、座席の足元まで荷物で埋まってしまうなんてことありませんか?
荷物を減らせば問題は解決するのですが、できることなら色々な荷物を持っていきたい。
そんな時は車の収納を見直してみてはいかがでしょうか。
トランクに棚を設置するだけで、荷物の収納量が増えますし、荷物の出し入れがとても簡単になります。
でも自分の車にピッタリハマる収納棚は中々見つかりませんよね。
そこで今回は車のトランクに設置する棚のDIY方法を紹介していきたいと思います♪
目次
完成品はこちら

今回は、トヨタRAV4に載せる棚を作っていきます!
必要なもの
- 天板(桐集成材)
サイズ:910mm × 450mm × 13mm
数量:1個 価格:2,188円 購入先:DCMダイキ - イレクターパイプ(900mm)
型番:H-900
数量:3本 価格:1,134円(1個当たり378円) 購入先:CAINZ - イレクターパイプ(450mm)
型番:H-450
数量:8本 価格:1,584円(1個当たり198円) 購入先:CAINZ - ジョイント(三又)
型番:J-4
数量:4個 価格:792円(1個当たり198円) 購入先:CAINZ - ジョイント(三又)
型番:J-119A
数量:2個 価格256円(1個当たり128円) 購入先:CAINZ - ジョイント(二又)
型番:J-118A
数量:2個 価格256円(1個当たり128円) 購入先:CAINZ - ジョイント(固定用)
型番:J-112A
数量:4個 価格512円(1個当たり128円) 購入先:CAINZ - イレクター専用接着剤(サンアロー接着剤)
数量:1個 価格348円 購入先:CAINZ - 水性ウレタンニス(125ml)
メーカー:WOOD LOVE 色:エボニーブラック
価格:978円 購入先:DCMダイキ - 平刷毛(ニス塗用)
価格:110円 購入先:ダイソー - 耐水紙ヤスリ(#800)
数量:1枚 価格:76円 購入先:DCMダイキ - 布ヤスリ(#100)
数量:1枚 価格:139円 購入先:DCMダイキ
作り方
ジョイント(型番:J-118A)とジョイント(型番:J-119A)を準備する。
この4つのパーツが足の部分になります。

イレクターパイプ(900mm)とイレクターパイプ(450mm)をジョイントパーツに差し込む。

土台部分のジョイントの空いた穴にイレクターパイプ(450mm)を差し込む。

STEP3で取り付けたイレクターパイプにジョイント(J-4)を取り付ける(4か所)。

STEP4で取り付けたジョイントにイレクターパイプ(450mm、900mm)を取り付ける。

最後に固定用のジョイント(J-112A)を取り付けます。
このジョイントを付けることで、上に天板を乗せることができるようになります。


この時点で天板を乗せてみるとこんな感じ↓

ジョイントにイレクターパイプを差し込むだけでも棚として使用できますが、強度が弱く、若干グラグラします。
そこで接着剤を使ってイレクターパイプとジョイントを接着していきます。
接着にはイレクター専用の接着剤がありますので、それを使用します。


接着剤を使う時は換気をしながら行いましょう。
今回、窓を開けて室内で行いましたが、かなり接着剤が零れますので、下にビニールを敷いてやるか、屋外でやることをおすすめします。
接着剤は触ると手が黒くなりますので、手袋があるといいと思います。

今回はすべてのイレクターパイプとジョイントは接着せずに、450mmのイレクター
パイプとジョイントのみを接着しました。
あえて900mmのイレクターパイプを接着しないことで、後から分解することができるので、もし車から棚を下ろしたいとなった場合も場所を取らずに保管することができます♪
天板の角を取るためにやすり掛けをしていきます。

今回使ったのは桐の集成材。
サイズは長さ910mm × 幅450mm × 厚み13mmのものを使いました。
イレクターパイプの長さが900mmに対して、天板の長さが910mmなので、「若干サイズが大きいかな~。まぁ大きかったら10mm削ろう。」と考えて購入しましたが、加工しなくてもピッタリハマりました。

やすり掛けは目の粗い#100をやった後に、目の細かい#800を行います。
またやすり掛けはこの後のニスを塗りやすくする効果もありますので、天板全体を軽くやすり掛けしておきます。
防腐、防カビを目的として、ニス塗りを行います。

ニス塗りのコツはとにかく薄く塗っていくこと。
ベタ塗りをしてしまうと塗りムラが出やすくなりますので、きれいに塗るためには薄く塗りながら、重ね塗りをしていくのがポイントです。

1回目の塗り終わりはこんな感じ↓

表面を軽くやすり掛けして、2回目を塗っていきます。
ニスを塗った天板を3時間程度乾かしたら、完成です♪


早速、車に積んでみる。
今回積み込む車はトヨタのRAV4。

トランクにぴったり収まりました!
マツダのCX-5や、ホンダのCR-VなどのミドルクラスSUVであれば問題なく積むことができると思います。
荷物を入れてみるとこんな感じ↓

とてもすっきり収まりました。
棚の上にも物が置けますし、トランクの目隠しにもなるのでとても便利です♪

ちなみに棚の上には、ダイソーの滑り止めマット(45cm×90cm)を敷いています。
棚の上の荷物が滑り落ちにくくなるので、おすすめです♪
まとめ
車のトランクに設置する棚のDIY方法をご紹介してきました。
材料も手軽に手に入りますし、難しい作業もないため、DIY初心者でも簡単に作ることができると思います。
車の収納量も増えますので、キャンプなどで荷物を多く持っていく際はとても便利になります。
ぜひトランク棚のDIY、チャレンジしてみてはいかがでしょうか♪